章は昔から身勝手な記憶喪失に陥ることで有名だった。
普段は記憶力の良い男なのに、兎に角自分に都合の悪いことや嫌なことはすぐに忘れるのだった。
だから、章がある殺人事件に巻き込まれた時、彼の証言を期待した刑事達は失望させられた。
「どうしても思い出せないって言うのか?」
「ええ、駄目みたいです。嫌なものを見てしまったので、即行でそこの時点だけ記憶を削除しちゃったみたいで・・・」
「困った男だな。」
「そうですね、事件の当事者なのに・・・」
「彼の今の立場だったら包み隠さず喋ってくれると思ったんだが・・・」
「犯人はそこで彼の霊に手を合わせて告白してるんですからね。被害者がそれを裏付ける証言をしてくれると期待したのに・・・」
「なんで幽霊になってまで、物忘れするんだよ!」
普段は記憶力の良い男なのに、兎に角自分に都合の悪いことや嫌なことはすぐに忘れるのだった。
だから、章がある殺人事件に巻き込まれた時、彼の証言を期待した刑事達は失望させられた。
「どうしても思い出せないって言うのか?」
「ええ、駄目みたいです。嫌なものを見てしまったので、即行でそこの時点だけ記憶を削除しちゃったみたいで・・・」
「困った男だな。」
「そうですね、事件の当事者なのに・・・」
「彼の今の立場だったら包み隠さず喋ってくれると思ったんだが・・・」
「犯人はそこで彼の霊に手を合わせて告白してるんですからね。被害者がそれを裏付ける証言をしてくれると期待したのに・・・」
「なんで幽霊になってまで、物忘れするんだよ!」
章ぁ、死んでも記憶なくなるんかぁ!? 脳みそ、無いんだけど。
返信削除でも幽霊として出てくるのね。いまいち、彼の基準が分からないです。こだわらないタイプ?